物理学上、「半導体」とは、一定の電子的性質を備えた物質のことをいいます。
物質には、「導体」と呼ばれる電気をよく通す物質（銅や金など、主に金属）と、「絶縁体」と呼ばれる電気を通さない物質（ガラスやゴムなど）があります。そして、その中間の性質を持つ物質が「半導体」です。
しかし、最近では「半導体」という言葉のイメージに変化がみられています。本来、「半導体」という言葉は、“物質そのもの”を表していたのです。
私たちが一般的によく耳にする「半導体」は、半導体の性質を利用して作られる電子回路（半導体デバイス）のことを指すようになってきました。そのため、半導体と電子回路は、ほぼイコールといってもいいでしょう。

ここでいう、“半導体（電子回路）”とは――
電気製品などの機械の中に入っている、緑色の板（基板）の上に、黒く四角い形をしたものや、小さな部品のようなものを目にしたことはありませんか？これが、「半導体デバイス」です。

いまや、半導体はパソコンやスマートフォンはもちろん、テレビ、エアコン、冷蔵庫などの家電製品、自動車、飛行機、船舶、電車まで、ありとあらゆるもので使われています。そのシェアは、『半導体なしでは現代生活は営めない』ほど。
私たちの生活に欠かせない便利さ・快適さを実現し、暮らしを支える電子部品となっているのです。
シィ・エィ・ティでは、この『半導体』の製造工場で稼動している生産設備に搭載された搬送ロボットや、ターボ分子ポンプの修理、オーバーホール（分解・整備）を行い、日本、そして世界中の人々の生活を豊かにする、最先端のものづくりを支えています。

当社は、日本のものづくりを支える最先端の技術に携わることができます。
日々進化し続けているものづくり技術ですが、特殊な知識やスキル、経験は、入社後の研修やOJTを通じて習得できますので、事前知識は必要ありません。
「機械を触るのが好き」、「子どもの頃から分解したり、組み立てたりするのが得意」など、機械に関する興味をお持ちの方、ぜひ私たちと一緒に、ものづくりへの第一歩を踏み出してみませんか？